第10回 顔も知らない友達ごっこ
気がつけば2年も書いていなかった
単純に生活に忙しかったのもあるし、その必要がなかったと言うことでもある。
物を書くことで喪失感や虚無感を埋めていた節は否めない
というか、その目的で始めたからね。
今日はふと思い出してしまった許せないことについて書いちゃおっと
かなり前の話になるが、友達が連れてきた人とライブハウスでお話する機会があって
そう言う場で出会った人との会話の始まりはたいてい「いつもどんなライブ行くんですか?」になる訳だが、音楽好きでそこにいる筈だから濁さず某バンドの名前を出して答えたんだよね
例え分からなくても、バンド好きな人であればそれなりの返しは心得てると思ったから
〜っぽい音楽だよ、とか○○でもやってる人のバンドだよとか補足情報はもちろんつけた上で。
大抵は、知らなくてもそうなんだ〜そういう系が好きなんだね!ってなって終わるから別にイヤな感じないじゃない
わたしもそうするし。
でもその人は「フーン!知らない!」で返して来たんだよね。
嘘だろと思ったね。正直なのはいいこった。
しかしおれはおこった。
酔っ払っていてもそれはいかん。許さん。
他人の好きを一刀両断で斬り捨てるなど誰が許されるだろうかいや許されない
撲殺天使みやじちゃんだった。心の中で
おい誰か釘バット持ってこい!
ばんぎゃるの好きを否定する事はそれ即ちばんぎゃる自身を否定することになるのだ。
ていうかばんぎゃる関係ねえ
他人の好きをそんな風に言っていいわけがない。
どうでもいい他人に否定されれば怒りになり、好きな人たちに否定されれば悲しいになる。
これまでのわたしをなかったことにしないで
これからのわたしも変わらず好きなものは好きだ。
それを隠さないといけない事もあるけど、まぁまた別の話で
好きな人たちの好きなものは知りたいなと思うし、自分もそれがいいと思えば共有したいじゃない。
初対面で好きもクソもないのだが、要はその人にとってわたしがどうでもいい存在であったというだけの話でこの話は終わるのだ。
だったらわたしもあなたのことはどうでもいい、知らねえになった。
最低限の大人の対応をすればいいだけなのだ。
おれはお前の顔などもう忘れた!知らん!
友達の友達は全員友達なんてうそだぜ!
そうだろみんな!
仲良しである必要はないが平和でいきたいよな。
ところでタイトルの顔も知らない友達ごっこって、高校の時水戸ソニックで企画やらせて貰った時に使ってたタイトル
カリガリのマグロのやつだわね。
大人になったし可能性が無限大だ!楽しい事したいしたいだね〜
ハァーもう飲んじゃお!
第9回 おれに愛される才能をくれ!
年上年下関係なく、色々な面でお世話してもらう事が多いみやじですが
小学生〜ここ数年に至るまでは人に上手に甘えられない事がコンプレックスでした
人懐っこさがない。こどもらしくないと言われていた。
本当に小さい頃は素直な人懐っこい子だったのにどうしてこうなっちゃったの、とよく言われたものです
家庭の色々な事柄、普通じゃない人達を見てだいぶ可愛げのない子供に育ってた
可愛くないと思われても構わないし。
別に1人で生きていくわいね と思っていたけど、大人になって他人から存在を認められたいよー!!愛されたいよー!!などと、ギャンギャン吠えたりして
しょうもないよね。
今のあたしを知っているひとは、人に甘やかしを乞わないみやじなどはきっと、想像もつかないと思うけど
それくらい今は人にお世話しかされてない。
前に、自分もしかしてだいぶ周りから愛されてるかもしれない〜〜ってふざけて言ったら、
いや愛されてるって言うかあなた危なっかし過ぎて見てられないんだよ、と友達。
彼女いわくあたしの生き様は
「ビール片手に絹糸一本の命綱で綱渡りしてる感じ」
らしい。
しかも、度々落ちて血だらけなのに本人笑ってて頭おかしいから本当に見てられない って言うんだよね。
本人は大怪我に気付いてない。
去年末かなんかに、あーこいつ厄年だなって思って見てたとあいぼうに言われた。
ニワトリだから嫌なこともすぐ忘れるし、生きてたらオッケーっていうスタンスだから「厄年感全く無いいえーい!」って思ってたんだよね
そう言うとこなんだろうな。
多分、自分でも痛いところ見えてないフリしてただけなんだけど
他の人には よくそんな初期アバターみたいな装備で生きてこれたな、とも。
何も考えないで色んなところに突っ込んでく様が怖くて見てられないから、つい手出しちゃうんだって。
みやじったら庇護欲を掻き立てるてんさいだね!ってちょけたらむちゃくちゃキレられた
そんな怒んなくてもいいじゃん…
前と違うのはしんどい時はしんどいって言えるともだちがいて、守ってくれる姉たちもいて
毎日を楽しくしてくれる人達が周りに有象無象いる事だね
次はこっちがお返しする番だな。
そんな感じで、さいきんは素晴らしい日々。
神社でも寝落ちしてないし、全然知らないコンビニの前で寝落ちもしてない。
住所不定販売職を謳ってるけど、住所不定ってお家ない系なわけじゃないから!
そのあたりよろしく!
第8回 夏に向けてやる気センセーション
女ばかりのコミュニティはとても楽だ
なぜならみんなみやじを甘やかしてくれるから
最近は男所帯にいることが多いけど、まぁそれはそれで気が楽で良い。
虐げられて伸びるタイプ、の可能性も秘めてる。
何度も言うけどみやじは昔から女の子には可愛がられる。
ありがたいな〜
おんなのこはいい。可愛いしやわらかい。
何がかは言わない。
別にその趣味はないけれど、いやされるよな
でもここ数年めんどくさ!!って思うことも増えた。
みんなそれぞれにまっすぐ生きてるだけなんだけど、まっすぐだからぶつかるんだろうね
めんどくさやな。
それぞれの正義があって、曲げられないところもあって これじゃ良くないよなって思いながらもバチバチするんだね。
本当は人とあーだこーだなんてしたくないよね。
わかるわかる。
でもみんなが100%幸せなんてむりじゃない?
ちょっとずつ折れなきゃまわらないよね
あたしだけ我慢してるなんてありえないんだよ、少しずつみんな譲歩してるよ
たぶんね
でもみんなそれは口に出さないから、上手くいかない。
口に出しても、あたしの方がってなるだろうし
めんどくさやな。
全員100%しあわせなんてありえないならあたしはあたしの友達が幸せならそれでいいっておもうよ。
友達にもいろんな立場や考え方の人がいるけども、あたしの数少ないともだちがわらってるならそれでいいよ、
全員なんて面倒見きらんよ。
みんな本当は自分がいちばんでしょ。
自分がたいせつに思ってる人たちが一番でしょ
本当はみんなそうおもってるくせに。
人間っぽいねー
各々たのしくやりたいね。
ところであいこさまが愛猫につけた名前が「ニンゲン」って話聞いて哲学を感じたよね
って話を店長とした。
やっぱ店長好きだわ〜
第7回 役に立たぬ血統書すらもたぬ33歳後厄
5月2日
SNSが普及し始めてからは毎年何らかの言葉を用意して、この日を迎えている。
心のお師匠ヒデトマツモトの命日。
なにを教わったかと言えば、いいものはいい 楽しいものはたのしいの精神 これに尽きるかね
ジャンルどうこう関係ないやいっていうのは、彼を知ってからずっと続いていて きっとあたしの全部に浸透しているんだと思う。
あいつ何でもかんでも大好き大好き言いやがってとかそんなこと。
うーるせー好きなもんは好きで構わんだろうよ勝手にさせぇ、ってとこだぞ。
ぴろうずでさわを〜〜好きだよさわを〜〜って言った翌日にアンチノックでネガマイする、そんな毎日を20年経った今でも過ごしている。
そんなみやじが今年の5月2日をすっかりなにも用意できずに迎えてしまった。
それもこれも、これまたhideちゃんを愛するDJの先輩からのお誘いでイベントに出させてもらう事になり その準備云々でばたついたという経緯があるのだけども。
まさかこの日に、自分が何かのイベントでなにかしらをやるようになるなんて思いもしなかったよね
まぁそんなに大したことはしてないんだけど、あたしは…
それでもその瞬間爆発的に楽しく遊べていることがしあわせだー
近年度々くちにする「人生なにが起きるかわからん」を絶賛継続中のみやじですが、さっき気付いたけども今年で遂にhideちゃんと同い年だって。
まじか
としかいえないーーーーーーー
甲子園球児が年下と気付いた時より衝撃。
今年の春はいつもの2人との"ちゃんとしたグループ"でhideちゃんに会いに行った。
ずっと一人で行ってたからなんだか不思議な感じがしたけど、これがあたしの成長なのかもしれない。
夏までにはまたちゃんグルと、大好きな兄 大好きなあいぼうと一緒に三浦海岸からの江ノ島に行くつもり。勝手にそのつもり。
生で見ることの叶わなかったあたしの永遠のお師匠、永遠のろっくすたー
みやじは今でも10歳のときに憧れていた赤い頭で、楽しいものはたのしいを続けています。
まだまだ遊び足りねぇよ〜〜な気分だから、こっからもずっとやりたい放題たのしいを続けていく予定。
ところでLASSIEってとてもパンクいと思うの。
大好きな曲。
第6回 健太とTシャツと私
今日は同僚に
「立ったままTシャツを上手くたためないから教えてくれ」
と頼まれてお教え。
こういう事担当になって何年経ったか分からないけど、あたしは前任の先輩から何も教わらないまま何となく今の立ち位置になったから
本当にこれが正しいのかわからない。
けどまぁ、教えてっていうならその方法を伝えるしかないじゃないか。
こうこうこうして…って教えるじゃん。
ぜんっぜんできないの、何回やっても。
こう、Tシャツを自分の胸のあたりから体に沿わせてさ パタンパタンするんだって教えるんだけど、何回やってもクシャッてなるのね。
心掛け次第だばかやろう!!とかふざけて言ってたんだけど、これは彼女の能力がどうこうって話じゃないよなって思って。
教え方が悪いのか?やり方間違ったか?て暫く考えて気付いたのは彼女とわたしとの歴然とした差である。
おっぱいに絶望的な差がある。
彼女とわたしの間には、黒くて長い河がある。
しんどい。
ごめんけど、どうにか自分でやりやすいやり方探って…って投げたよね。
何しろあたしにはおっぱいのある視界がわからない。致し方ない事なのだ。
世の中、多少顔があかんくてもおっぱいが人並みにあれば女は何とかなるものだと思う。
おっぱいとお金はあるに越した事はないのだ。
なにもない。みやじにはなにもなかった。
完全敗北であった。
聖教新聞みたいにいきていきたい(毎日大勝利的な意味で)。
むねたいらさんにも3000点ほしいよーーーーー
第5回 人を見た目で判断するな!俺だって幸せになりたい
今もそうなんだけど、何でか昔からあたしの周りは可愛い子が多いんだよね。
どうだい いいだろう。
大学入ってすぐ仲良くなった友達もまた例に漏れず、高校まで柔道やってたとは思えない程華奢で色素薄い系の美人さんだった。
2年の冬あたりに相談があるって呼び出されて、いわゆる恋愛相談みたいな話だったんだけど
よくよく聞いて言ったらとんでもねービッチ(ほめてるよ)で、
うちは女子大で男の子と遊んでるのはおろか 話してるところも見たことなかったし、何しろイメージが余りにも覆されてしまってどえらいびっくりして。
ひとしきり話が終わって「ミヤはどう思う?」って聞かれてさ
「なんて言っていいか分からないんだけど、すごくえろいとおもう」
って答えたら絶交されかけた。
という話を、お客様が着ていたアウターのタグに見たNATURAL BEAUTY BASICの文字で思い出した。
彼女がよく着ていたNATURAL BEAUTY BASIC
この一件で学んだのは、人を見た目で判断してはいけないということと 相談相手はよく見極めようという事です。
第4回 お前の人生がつまらないのは俺のせいじゃないからな
昨日の味方は今日の敵
今日の味方は未来の敵
と卓球が言ったよ。
敵ばっかじゃねーか!とは思ったけど、まーそんなもんだと思ってた方が俄然楽だとおもっている
人なんていついなくなるか分からない
明日にはライブにいけなくなるかも
来年のことなんてわからない
なんて当たり前のことなんだろう!
あたしはいつだっていつ何時死んでもいいように後悔しない生き方をしたい
という事をいつも口にする。
またかよ〜ってとこでしょうね。
でもほんと、いついなくなるかわかんないんだからさ
たまに裏切られた!とかギャンギャン言う人がいるけど、それはあーた 他人との関係や自分の人間性を過信しすぎだろってところ。
人と関わりあう中で何かトラブルや不穏な空気が流れた時に、あたしはまず
「自分何かやらかしたか⁈⁈」
って思うんだよ。己の行いに自信がないから。
それを他人に強要するのはまた違う話なんだけど、そこで己の正当性だけを主張し続ける人間が本当に嫌。
私何もやってないよね?悪くないよね?そうでしょ?って言ってくる人が嫌。
当事者である以上完璧に相手の気持ちになるなんて難しいけど、もっと多角的に物事を見られないのかな
他人の心の機微も分からない人間が、裏切りだの何だのと騒いでいる。かえりみるって言葉知ってる?
自分はこう考えてる、これがしんどい、けど向こうからしたらこうなのかもって考える事は普通だと思ってたけど 意外とそうじゃない人もいるって齢32にして知りました。
暴力や威圧的な振る舞いで我を通そうとする人もきらいだ。
かつて、やるかやられるか 超バイオレンスな3年間の半同棲生活を送ったわたしですが、もう鏡殴って拳の山をクリームパンみたいにしたくない(なお、鏡は割れていない)。
やられたらやりかえす。あ やりかえす以上のことはしてないよ!
でもそのテメェこの野郎っていうモヤモヤや苛々を、相手の体に向けてなかっただけえらいと思いたい。当時のわたし。
根本的解決に繋がらないのがわかってるからでしょうね。
言う事きかすとか、思う通りにならないとか、邪魔すんなよっていうのを口で上手いこと出来ないから手上げるっておさるさんかよ
殺す気でやってみたらって言ったら黙って寝たな。元気にハゲ散らかしてるかな、あのさる。
只でさえ他人でさ そんな事したって理解出来るわけないんだから、ならどうするか?
諦めて黙るか、目を見てもう嫌だってくらい理詰めにするか
追い込み漁みたいに逃げ場をなくすやり方はやめなさい いつか刺されるよ、と母に言われた。
でもあたしのそれは、母の詰め方にそっくりだと思う。
毎日ケンカしては5分後に爆笑してる父と母にはながく楽しく暮らしていってほしい
まーた何を言いたいのか分からなくなった。
今週でたぶん桜も終わりだね。
ことしはたくさん見ている気がする。多分、もっと楽しくなる気もする。
自分の変えないといけない部分と、絶対に変えたくない部分と見定めて もっとこう、狡賢くなっていこう。
卓球の掟を守って純粋にいきよう