第3回 見た目悪いは三文の徳 でもない

まとめるのって大変なのね。

人には書いてよっていいながら間があいた。

待ってる人もいないからべつにいいんだけど。

はじめます。

 

 

あたくし増田ミヤジは第一印象が最悪によろしくない。

髪は赤いし、ピアスもそこそこ開いてるし 目つきも悪いし。

 

「もっとやばい人かと思った」って仲良くなってから必ず言われる

お客さんにも「お姉さん意外と…」みたいなことよく言われる。

でも、それってある意味凄く得してるかもしれないよね。

ちょっと犬かわいいとか言っただけで、こんな一面もあるのね!みたいな。

普通なことしただけで褒められたりとか。

 

でもそれが逆に作用して、こんなに良い人なんだからってすこしアレな人に懐かれる事が非常に多い。多少怖い目にもあう。

昔からそうだけどさ。

なーんも優しいことなんてないのに

あたしはあたしの友達が楽しくいられたらそれでいい。みんなが幸せになんてならなくていいと思ってる

無理だもんそんなの。

 

仲良くなれば、つらいよーって言うなら手を差し出すけど

その相手に癪に触ることを言ってしまったのかしてしまったのか、ごく稀にすんげー牙を剥かれることがある。

そう言う時は早々に手を離すし、もう知らん勝手にせいって見ないフリする。

もう知らんどうとでもしろ、地獄を見たまえと思って

あたしはあたしの美学みたいなもんがそれなりにあるから、それに背くことはしたくないし。

その美学に相手をガチガチに当て嵌めようとかは思わないけど、道に逸れてるかもってなったら こっちの道もあるよって案内するくらいのかんじね。

でもそれが気に入らない人もいるわけで。

 

じゃあすきにしたらいいんじゃん、てのは普通だよね。

別に冷たいわけじゃない、と思いたい。

 

しかしながら、はじめに言った振り子の作用みたいなやつであって

あたしの事いい奴っ思ってくれてる人はそうじゃないよっていいたい

絶望しないでね。みやじなんてそんなもんだよ

 

とても利己主義で、わがままで、すぐ泣くし めんどくさい

それをストレートに出してしまうのは、一握りにも満たないひとつまみの友達だけだけど。

めんどくさいだろうけど、それだけ信頼してるってことでゆるしてねっていうわがまま。

にんげんめんどくさいね。

 

なんかくさってるかな。

そうでもないはず。

にんげんだもの

 

精進します。

第2回 くるしこのよる

そろそろクリスマスですね。

みんな浮き足立っていますか

わたしはそこそこです。

なんでかって言うと、23.24は大好きな友達たちと遊べる予定が入ってるからです。

ライブだよ いつものことでしょ?

 

 

先日読んだ友達のブログで、いつまでサンタさん信じてた?って話があってね

自分がまだピヨピヨだった頃のことを思い出しました。

 

まずいつまで信じてたのかってところだけど、100%純粋に信じていたのは4年生まで。

ピンクい頭のロックスターに憧れる一方、キラキラした目でサンタクロースが来るのを待っていた。

ミヤジチャンは一人っ子 親戚にも遠方に年下の従兄弟が2人いるだけで、大人(年寄りともいう)に囲まれた生活を送っており 初孫という事も相まって純粋培養された子供であった。

 

疑うことを知らないこども。

 

というよりは、おやすみ3秒(おやすみって言ってから3秒で熟睡モード入る事)だったので、

サンタさんがいつプレゼントを置いたのか 1度も分かったことがない。

毎年プレゼントと一緒に、ワープロで打った手紙が置いてあった。

手書きなら父のヒエログリフのようなヘタ字でバレそうなものだけど…

 

11歳の頃に何があったのかと言うと、

いつも一緒に登校していた友達から まだサンタさん信じてるの⁈と毎朝問い詰められる という拷問を受けていた。

かっこつけなくてもいいのに、あたしは大人ぶりたくて「そうだよねー」なんて話合わせたりして。

内心は

 

信じてるよ!!!

信じてるんだけど友達の話も辻褄があうし

でも信じてないとサンタさん来ないし

サンタさん来ないって事はプレゼント貰えないし

いやプレゼント貰えないって打算的な考えが既に純粋じゃない

いるよ、うちにはサンタさんいるから

でもめっちゃ怪しい

でも、信じてる、プレゼント…の為じゃなくて

いるんだよ本当に信じてるよ嘘じゃないよーーー

 

っていう下らない葛藤は、12月入る前から終業式まで毎日続いた。

こんな事、友達になんて恥ずかしくて相談できない。

勿論母にも父なんて以ての外。

誰にも話すことの出来ない心の闇を抱えたまま約4週間。

あたしは自家中毒を起こした。

 

 

 

 

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12/23、クリスマスイブ前日のことである。

止まらぬ吐き気と併発した喘息で、読んで字の如く 息も絶え絶えのゼェゼェクリスマス。

救急のお医者さんはひとこと、ストレスですね とだけ言った。

つめたっっ

純粋培養が故にストレスに大変弱く、身体も強くなかったミヤジチャンはつらい聖夜を過ごすことになりましたが、この年もその次の年も変わらずサンタさんは来てくれた。

 

父が曰く

「その頃 母はもう流石に信じてないだろうって言ってたけど、もし信じていたのにプレゼントがなかったらかわいそうすぎる」

とギリギリまで続けようと思っていたそうだ。

うちの父は職業柄たいへんに理屈っぽいが、意外とろまんちっくな一面もあるのだ。

 

話を元に戻します。

毎年ピーハツな気持ちでプレゼントを受け取っていたものの、もう流石にピュアを気取るのがしんどくなった14歳のクリスマス

あたしはサンタさんに手紙を書きました。

「今までたくさんありがとう。」

みたいな事を書いたような気がする。

(この手紙を読んで父は号泣した、と 先日泣きながら話していた。おじいちゃん涙腺弱くなったね)

 

それからも、特に自分からリクエストはしないものの18で家を出るまで毎年サンタクロースはやってきた。

もちろん、最後までいつプレゼントがおかれたのかは知らないままである。

おやすみ3秒のメリットここに極まれり。

 

今年はあたしが2人の枕元にプレゼント置いてみようかね

あ、24日ライブで高円寺だった!ごめんぴ!

第1回 王子様なんてやるもんじゃない

15歳

 

人生でたぶん 1番のモテ期であった。

自分で言うのもアレだけど周りから結構愛されてたと思うし、学校の知らない後輩からもお手紙をよく頂いた。

 

 

ただし、わたしは女子中に通っていた。

 

 

あるある。

あるよね、そういう話。

なんで女子中学生ってそうなりがちなのかな、不思議。

茨城の僻地の、ちっさい学校にぎゅうぎゅう詰められて(中はめちゃくちゃ自由で動物園状態だったけど)、うちの学校も例にもれなかったって事なんだけど。

 

 

当時のミヤジはhideやGLAY好きな所から徐々にばんぎゃるの片鱗を見せ始め、

ベリーベリーショートでゴシックに憧れてピースナウとか着て王子様もどきだった。

今もそうだけど、憧れのばんどまんへの好きが過ぎると「その人になりたい」ってなってしまう。

 

そこから変化して、男の子みたいになってしまった訳ね。

加えてテニス部のブチョーさん、バンドもやっていたから、学校の中でもちょっと異質で目立っていたのかも。

 

憧れてくれる後輩や、ミヤ♡♡って寄ってきてくれる友達に

わたしはつとめて王子様であろうとした。

そうあろうとしたし、実際よく男の子と間違われていた。

 

自分がなりたい自分と、周りの子に求められている自分が合致していたから

非常に生きやすい期間だったと思う。

 

 

ある時下駄箱に知らない子から手紙が入ってた。

名前見ても知らぬ。部の子でもない。

読んでみたら、いつも見てます♡っていう。

まぁ、ありがちな内容だし ありがとーと思って

律儀にお返事書くじゃないか。

渡しに行ったら恥ずかしいからって友達が代理で受け取りにきて、おでれーた。

ガチかよ。とおもった。

 

それからは全体礼拝の帰りや教室移動のたびに、不審な人影を目撃するようになる。

 

そうこうしてるうちに、何回目かの手紙に

この前先輩のおうちの前まで行きました♡

まで発展してて おいこいつマジか と。

あたし顔も知らないんですけど。

こえ〜って思いながらも、ほら ぼく優しいからお返事はしてたんだよ。

そうしたらさ、

 

 

プリクラ下さい

 

 

とだけ荒々しく筆で書かれた手紙が届いた。

 

泣いた。

ミヤジ15歳。得体の知れない恐怖で泣いた。

この小さい校舎の中ではあるが 逃げたかった。

 

 

何故かわたしが泣いたという噂が当人の耳に入り、直接謝罪に来たが 怯えた捨て犬のようなミヤジを見て彼女は何を思っただろう

 

 

エスカレーター式に進学した高校は共学だった。

相変わらずベリーベリーショートでそこそこ王子様してたけど、ちょっときになる仲良い男の子がいた。

いるよ そんくらい。

 

ある日中学時代の話をしていたら

 

「ミヤさ、中学の頃後輩にストーキングまがいされて泣いたでしょ」

え…

「あれオレの妹なんだよね」

 

知りたくなかったーーーーーーーーー

 

 

 

時は経ち、もうだいぶおんなのこ(という年齢は過ぎ去った)してるはず。

それでも偶にガチっぽいひとに詰め寄られるのはなんでなのか。

嫌われるよりいいけどね。

リハビリ前夜 準備中

instagramなどに長い文章を書いては


「これみんな面倒だと思ってんだろうな」


と少なからず心苦しく思っていたので、

ぶろぐにまとめることにした。

何者でもないただのばんぎゃるの長文など誰が読むねん と思うが、

どうせ書くならば1人でも人の目に触れると思って書いた方が張り合いがあるというものである。



先日19歳ぶりに個人練習でスタジオに入ったらそれはもう楽しくて、ぶっ通し2時間ベース弾き続けまだ足りないと思うほど集中してしまった。

こういう 没頭 が今のあたしにはきっと必要なんだと気付いた。


考え無し・計画性がなさ過ぎるなどと散々言われるあたくしではございますが、実は考える事自体は嫌いではない。(思考を巡らせている事柄が、果たして本当にその時点での最重要事項であるかどうかは別として)

昔から、文章にあらわすことで考えをまとめる癖がある。

可視化しないと、自分の事も分からなくなる

 ある種の病気かもしれない。

頭の回転が遅い分、そうしてゆっくり自分の考えやいく先の道筋を立てていくのがいちばん性に合うのだと思う。


自分にまつわる昔のことや、ずっと考えていたけどまとまらなかった事、起きてしまったかなしい出来事を消化したり、爆発したり

そういう事をする場所をここにしーよう って

今、つくりました。


特に何があるわけでもないけど、もし見つけた人がいたら暇潰しにでもしておくれやし。


ミヤジ